活動報告

連合愛知助け合い運動「就職支度支援金贈呈式」

【2014.03.20】


 3月10日、今年も連合愛知助け合い運動「就職支度支援金贈呈式」を開催しました。
連合愛知では、平成4年度から組合員一人あたり100円以上を目標に任意カンパを行う「連合愛知助け合い運動」を毎年継続して実施しています。
このカンパ金を財源とした配分事業の一つに、「施設入所児童等就職支度支援事業」があります。この事業は平成6年から始まり児童養護施設などの子ども達が学校を卒業し、新たな社会人として働くために必要となる生活用品などの購入資金として一人あたり10万円を贈呈しているもので、昨年までに延べ1403名に支援金を贈呈しています。


 本会には、就職が決まっている67名のうちの45名が出席しました。
冒頭、愛知県共同募金会の加藤副会長より児童への就職のお祝いの言葉とともに、これまで連合愛知が取り組んだ活動へのお礼が述べられました。
続いて連合愛知の土肥会長より、52万人の組合員一人ひとりがそれぞれの思いでカンパ金を出して頂いたこと、さらには自身が就職した当時の経験を踏まえ、これから社会に出た後に困ったこと・悩み事があれば先輩に相談することや、人と人との繋がりを大切にすることなど、児童に対してアドバイスと激励の言葉が送られ、その後「就職支度支援金」を一人ずつ手渡しで贈呈し、就職のお祝いをしました。


 また、愛知労福協の狗飼会長からは、友達を作ること、社会人としての常識を身につけること、毎月のお給料は無駄遣いせず貯めてほしいなどの激励があり、あわせてハートフルカードが児童代表に贈呈されました。
最後に、就職支度支援金を受け取った児童代表より「自立のために有効活用します。皆さんの激励を胸に、今後の人生を立派に生きていきます。」とお礼のあいさつがありました。


 その後の懇談会では、支度金をどのように活用するか、今後の夢・希望、就職先の仕事内容などを児童が発表し終了しました。