活動報告

「すべての人々に教育を!」書き損じはがき贈呈式

【2015.05.21】


世界寺子屋運動「書き損じはがき」贈呈式を実施

 連合愛知は、世界の読み書きができない方が学ぶための教育環境づくりを支援する目的で、1997年から「書き損じはがきキャンペーン」に取り組んでいます。
この書き損じはがきを有効活用する“世界寺子屋運動”は、国連が1990年を「世界国際識字年」と制定したことをきっかけに(社)日本ユネスコ協会連盟が始めた運動で「すべての人々に教育を」をスローガンにしています。
連合愛知は、5月19日、構成組織および地域協議会によって集約された約21,000枚の書き損じはがきや切手・金券類などを「世界寺子屋運動名古屋実行委員会」に贈呈しました。
これまで連合愛知が贈呈した書き損じはがきは累計で約39.9万枚となっています。
集約されたはがきなどは、換金した後カンボジア、ネパール、アフガニスタンなどで教育施設の建設・教員の養成などの教育環境整備のための支援金として役立てられています。


書き損じはがきを贈呈する土肥会長


連合愛知土肥会長からは「世界の中で識字教育ができない方々に役立ててもらえるよう、今後も世界寺子屋運動の趣旨を貫いて活動していきたい」との挨拶があり、矢野理事長からは「発展途上国の教育支援は非常に大切であり、今後もユネスコを通じてできる限り支援していきたい」とお礼のあいさつがありました。
その後の意見交換では、名古屋実行委員会からネパールの震災にふれ、山岳地帯に多くの人々が生活しており、非常に大変な現状にあることなどが報告されました。