善意をつないで

まだまだ寒い日が多いですが、梅が見ごろを迎え、次は、菜の花や桜が順番待ちをしています。

あちこちで卒業式も行われ、4月からの進学や就職を控えてドキドキしながら準備を進めているところだと思います。

先日、連合愛知助け合い運動によって皆さんから寄せられた善意を集計し、愛知県共同募金会を通じて寄付させていただきました。

総額で34,827,297円の大きな善意となり、県内の児童養護施設や障害者福祉施設、社会福祉協議会へ備品や設備、車両の更新費用として届けられました。

また就職・進学支援支度金として施設を出て一人暮らしをする児童へ新生活のための支度金として10万円/一人を手渡ししました。

今年は、県内の22の施設への配分と129人の児童に支度金を手渡すことが出来ました。助け合い運動に協力していただいた皆さんに感謝です。

皆さんから寄せられた善意は、いつか自分の周囲の人がお世話になるかもしれない、もしかしたら自分がお世話になるかもしれない地域の福祉施設へ確実に使われています。

そして、これからの社会を担っていただく少しハンデを負った児童が新たなスタートラインに立つための応援に使われています。

まさに「情けは人の為ならず」です。これからも皆さんの善意をつないでいきましょう。




平成最後の年となる1年がスタートしました。今年は何といっても選挙の年!
12年に一度、統一地方選挙と参議院選挙が重なる「亥(い)年選挙」と言われています。
平成から変わる年、12年に一度の年、連合・連合愛知結成30年・・・なんとも光栄な時期に関われる当たりを引いたとつくづく思っています。

選挙に関していうと、やはり投票率が一つの課題としてあげられます。先進国の中でも投票率は低いといわれていますが、投票率はなぜ必要なのでしょうか?
日本において、投票は「国民の義務」という認識を思っている方は、年齢が上がるほど高くなり(20代33.1%、70歳76.9%)、「個人の自由」と考える人は若い人(20歳42.4%、70歳代7.2%)ほど高くなるという調査結果が出ています。

投票するもしないも個人の自由だ!確かに、時代の変化とともに価値観が変化していると言われています。ただ、自分に与えられた大切な権利の一つを「面倒だから」「関心がないから」という理由で、棄権してしまうのはやはり問題です。この権利を放棄したことで決まった選挙結果や、将来の政策展開などに文句も言えなくなってしまうからです。こんな街に住みたい、こんな生活・制度があればいい。生活するうえで感じるものを決めるのは、やはり皆さんの一票が大切です。

と、つらつら書きましたが、労働組合として必要なことは、時代や個人の価値観が変化する中で、組合員にどのようにアプローチをしていくのかも考えなければならないと思っています。変わりつつある時代の変化に、柔軟に対応していくことが、今後より必要になってきます。全員で盛り上げていく年にしましょう!ちなみに、最近は娘との会話が私にとっていい刺激(若い人のブームなどの情報収集)になっています。
 




毎年いろいろなものが流行りました。昨年ではDA  PUNPのUSAや、変わりどころで言えばNHKの筋肉体操などが流行りました。なにがウケるのかわからないこの現代において、毎年流行るものといえば、そう、インフルエンザ。

通勤電車の中ではマスクをした人があちらこちらでゴッホゴッホしています。今日の電車でも隣の方がゴッホゴッホしていました。顔色もみるからに悪そうです。(いやいや、休んだ方が良いでしょ・・)と思うのですが、その方も休めない事情というものがあるのでしょう。医者ではない私は、その方が早く快方に向かうことを祈るしかありません。

 

やむをえず休めない事情は個人それぞれですが、休む場合には年次有給休暇や企業によっては傷病休暇などいろいろ選択があるかと思います。しかし、会社から「インフルエンザで休んだから年休な」という命令はできません。あくまで年次有給休暇は本人の意思に基づき休める権利です。いつの間にか年休を使われている・・そんなことがないように、自分がどのように休んだかチェックすることも大切です。

 

しかしなにより一番大切なことは、インフルエンザにかからないよう、予防接種やうがい手洗いしっかりして、睡眠をしっかりとることです。え?忙しすぎて休めない?もしかしたら働き過ぎているこの社会が、インフルエンザを蔓延させている原因かもしれません。

長時間労働に良いこと無し!連合愛知は長時間労働の是正に今後も取り組み、皆さんの健康を守ります!




寒中お見舞い申し上げます。

 昨年末に、映画「こんな夜更けにバナナかよ」を観て、大変感動しました。
この映画は、筋ジストロフィーを患い、首と手しか動かないため24時間介助を必要とする鹿野靖明氏が、普通の生活をしたいと望み、ボランティアの力を借りて生涯を自宅で過ごされた実話が描かれています。

 大泉洋さん演じる鹿野氏は、”わがまま”でユーモラスのあるとてもチャーミングな男性です。終始、泣いたり笑ったりを繰り返しながら、忙しい映画でした(^^)。夢と希望をもって正直にまっすぐに生きる鹿野氏の姿を観て、「人は一人では生きていけないんだ、人に頼って何が悪い!?人と人が自然と助け合えるそんな世の中にしたい!」そう強く思いました。

 また、「障がい者」「健常者」のあり方について意識も変わりました。私たち連合愛知は、毎年、県へ政策要望等行っていますが、これからはボランティアとの関わり、障がい者家族との関わり、地域との関わり、医療との関わりなどの観点から、障がい者支援や介護・福祉政策についてより深く考えていかなければならないと改めて教えられた気がします。

 世の中の全ての人に観ていただきたい!そんな映画です。ぜひお薦めします。




連合愛知に来て一年余りが過ぎました。

思い返せば2017年10月から連合愛知の国民運動局を担当し、翌年1月には育休を取り、様々な行事の対応であっという間の一年間でした。

息子は先日1歳の誕生日を迎えました。 ほんの数ヶ月前までは寝返りするのも必至だった息子が、 今では歩き周り、オムツ替えに必死になっている自分がいます。 子どもの成長の速さに驚かされています。

2018年10月からは新しく社会政策局を担当することになりました。 社会政策局は、連合の「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けて 愛知県に提出する「重点政策要望書」を策定する等の役割があります。

担当としてまだまだ勉強しなくてはいけないことが多くありますが 愛知県で働くすべての方々、また息子を含めた未来の子どもたちが 安心して暮らせていける社会の実現のために、尽力していきたいと思います。






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