春闘に思う!

わたしたち労働組合は、春闘の取り組みに多大な時間と労力を費やす。昨年の10月ごろから議論を始め、それぞれの構成組織の議論に加わり、そして、自らの組合員と向き合いながら2009年度の春闘方針について検討し続けてきた。「どうしたらこの一年間がんばってきた組合員が報われるのだろうか」「企業の経営状況や支払い能力は現在どうなっているのか」などを常に念頭におき、要求案の盛り込み内容などを議論してきた。そういった議論をしていると、次のような考えも頭をよぎる。「春の交渉は単に金額を決めるためだけに交渉しているものではないはずだ」「企業が永続的に存続することも必要最低条件であることはまぎれもない事実なんだ」等々・・・。


そこでもう一度改めて考えてみる。すると、「企業の両輪である『経営者』と『組合員(社員)』がともに将来を見据えて、企業の現状とこれからの企業活動の方向性などを、どう認識して問題を共有化できるか」が一番大切であるという考えに至る。経営者のみの視点に立った企業経営だけで、企業がよりよい方向に進むはずはない。やはり、組合員(正規、非正規)の視点に立った経営はもちろんのこと、組合員の勤労意欲がなければ企業の行く先は必ずしも明るくはないと思う。故に労働組合は、交渉状況を組合員に報告しながら経営者との交渉に臨んでいると思う。そもそも、組合側と経営者側では考える基点が違う。だからこそ互いの意見がぶつかるのだ。このそもそものところがなければ組合の存在意義はなく、労働組合が果たすべき役割なのだ。


労働組合は、結果として、今年の要求に対しての結論を導き出さなくてはならない。組合員の将来の幸せに結びつくような春闘となることを祈願するとともに、激励とさせていただく。ともにがんばりましょう!




ページの先頭へ戻る