「チェンジ!」後の民主党政権は何かと話題が尽きません。これまでもマスコミは概して政権与党については批判的なようですが、鳩山政権についても同じく厳しい論調です。しかし、政権交代したことによって、これまでより政治がニュースで取り上げられることが増えてきたことは、国民の政治への意識を高める上では良いことだと思います。


しかし、時勢を見れば、景気の落ち込みによって、国をはじめとした行政の収入が減っています。それらの理由もあり、新政権においてさまざまな施策が実現していない状況もあるようです。一方で、予算の確保に苦労をしながらもマニフェスト実行に向け努力しているようですが、今後のことを思えば、国も自治体も無理をし過ぎないようにしてほしいものです。


景気も底打ちと言われながらも回復していない状況下、連合傘下の組合も今回の春闘では厳しい闘いが予測されます。場合によっては春闘の在り方も、従前の方法から変革を余儀なくされるところも出てくるかもしれません。そのような意味では、労働組合もこれまでの運動から変化が求められる時期に来ているのではないかと感じます。「チェンジ!」は、偶然ではなく必然から発生するものだと、昨年の衆議院議員総選挙を経験して感じました。この必然は、現在労働組合についても起こってきていると感じる昨今です。




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