これは、昨年の10月から12月にかけて行われた赤い羽根共同募金運動のメインテーマです。ポスターやCMなどで目にされた方も多いのではないでしょうか。私が子どもの頃は、学校で募金の呼びかけがあると10円玉一枚の募金でもらった赤い羽根を黄色い帽子に誇らしげにつけて通学路を練り歩いたものでしたが、最近の子どもたちはどうなのでしょうか。


愛知県共同募金会岡谷会長から感謝状を受け取る神野会長

連合愛知のホームページ(3月7日付 連合愛知Today)でも紹介されていますが、連合愛知は1992年の「助け合い運動」の開始以降、毎年各組合員の皆さんから寄せられた善意のカンパを愛知県共同募金会に寄託し、連合愛知が指定した事業に充てて活用してもらっています。平成21年度は厳しい不況下にもかかわらず、前年を上回る36,596,810円もの寄付を皆さんからいただきました。18年間の寄付金の累計額は7億円を超えており、社会に対して連合愛知の「助け合い運動」の果たしている役割の大きさを表していると思います。しかし、残念ながら愛知県全体での募金額は減少傾向にあります。昨年の実績も愛知県全体の募金額は5千万円以上減少しました。厳しい経済情勢を反映した結果と言えますが、共同募金運動の透明性を高め、寄付金の使途の明確化を図る努力をもっとしていかなければならない、ということの裏返しでもあると思います。


支度金を一人ひとりに手渡す神野会長(一番右は施設の職員さん)


連合愛知ホームページ(3月12日付 連合愛知Today)に「就職支度支援金贈呈式」の内容が掲載されています。この取り組みは、4月からの就職が決まり社会への第一歩を踏み出そうとしている児童養護施設出身の中学・高校卒業生への激励と直接的な支援となる取り組みです。まだご覧になっていない方は、是非チェックしてみてください。私も一昨年から愛知県共同募金会の監事という役目をいただいておりますので、連合愛知の助け合い運動のPRだけでなく、愛知県共同募金会全体の取り組みの更なる活性化に向けて努力していきたいと思います。今後も「赤い羽根」共同募金の取り組みへのご理解とご協力をお願いします。




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