一人ひとりの価値観を認める社会に

昨今の少子化に伴って、共働き世帯が増加傾向にあります。女性の管理職や電車の運転士が増えてくるなど、女性が各方面で活躍する場面が数多く見られるようになってきました。男性にはない女性の感覚で物事を見ることで、より多くの人のニーズに応えられるようになってきたことは、喜ばしいことです。 一昔前は、女性は家庭、男性が外で働くということが固定概念として定着していました。わたくしの子どもの頃も、母親が家事をし、父親は家事をほとんどしない環境で育ってきました。子どもながらに、なぜ家事はすべて母親がしているのだろう?父親が手伝いをすれば早く終わるのになぁと疑問に思ったことをよく覚えています。 育児に積極的な男性「イクメン」という言葉も生まれた現在、男性も女性も関係なくすべての人が生きがいをもって生活できる社会を築いていくことが大切だと思います。仕事に生きがいを見出す人、子育てに生きがいを見出す人、家を守ることに生きがいを見出す人、一人ひとりの価値観を認めていかなければなりません。女性や子どもなど、誰かが犠牲になるような社会であってはなりませんし、そのための社会のシステムを我々大人が声を発して、構築していかなければと感じています。




ページの先頭へ戻る