新しい年を迎え、それぞれに新春の集いなども開催されることと思います。
毎年のことですが、今年もたくさん「おめでとうございます」の挨拶を聴くことになりますが、みなさんにとって“おめでたい年”であることを願います。
しばらくは、お正月気分ですが、みなさん今年もよろしくお願いします。
さて、2016春季生活闘争に向けて、今後各構成組織や加盟組合において春闘方針の策定を経て、本格的な春の賃金交渉がはじまります。
正月早々から開催される通常国会では、労働者保護ルールの改悪などの国会議論も危惧される中、引き続き労働者の権利を守る闘いは続きます。
こうした中、7月の参議院選挙をにらんで、連合は新たなキャンペーンとして「クラシノソコアゲ応援団!2016RENGOキャンペーン」を昨年12月8日からスタートさせ、全国の仲間と共に取り組みを展開しています。

ところで、みなさんは「連合白書」はご覧になりましたか?
連合が決定した「2016春季生活闘争方針」が掲載された白書で、取り巻く経済情勢や現状の課題や個別政策などについての資料と解説も載っています。
構成組織を通じて配布されますので、ぜひ一度読んでみてください。

ここ数年の春季生活闘争では、2014年に5年ぶりの賃金改善分いわゆる“ベア”の統一要求を決定し、続く2015年と2年連続で2%を超える賃上げを実現してきました。
しかし、要求の趣旨からすれば十分な水準には至っていないことや、企業間格差、企業規模間格差、雇用形態間の賃金格差は拡大している現実があります。
2016春季生活闘争では、「底上げ・底支え」「格差是正」に寄与する取り組みを強化し、引き続き月例賃金にこだわり、賃上げの流れを継続させなければなりません。
そのためにも、サプライチェーン全体の付加価値と適正配分を求めるとともに、これまでの春季生活闘争の賃金決定メカニズムを活かしつつ、とりわけ中小企業で働くみなさんや、非正規労働者の処遇改善に向け、大手追従・大手準拠などの構造を転換する運動に挑戦していきます。
連合は、2016春季生活闘争を人口減少、労働市場など様々な構造変化に対応していくための“闘争元年”と位置づけ「人への投資」を求めていくこととしています。

連合が希求する「デフレからの脱却と経済の好循環」を着実に実行するには、すべての働く人の賃金の「底上げ・底支え」と「格差是正」の実現が不可欠です。
大企業と中小零細企業、正規と非正規、男性も女性も、労働組合の有無にかかわらず、真にすべての働く人の生活改善につながる春季生活闘争を共に勝ち取りましょう!
そのうえで、7月の参議院選挙愛知選挙区の連合愛知推薦候補者“斎藤よしたか”参議院議員の必勝と、全国12名の連合推薦比例候補者全員の必勝に向け、全力で闘いぬきましょう!




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