昨年、実家から畑を押し付けら・・・借りて家庭菜園をしている。しかし農作業はまるっきり素人な私。とりあえずやってみよう、何とかなるだろうと楽観的に考えていたが、かなり見込みが甘いものだった。

 もともと畑の場所は水田であったため、土は粘土質で水はけは最悪。雨が降ればすぐに水がたまり、集中豪雨があった日には畝(うね)が水没し、カエルが水面を優雅に泳ぐ。雨水を逃がす溝を掘ろうにも鍬が弾き返される強靭な土質に「え、なにこれ罰ゲーム?」とさえ思えてくるほどだ。

 

 アプリのゲームならば、課金で土壌改良しながら良質な野菜が山ほど採れて、ビバ大農園!!マイグレートファーム!!みたいになるのだろうが、現実はそうはいかない。スーパーでは見たことのない超ミニトマトができるし、サツマイモだって「お前本当にサツマイモ?」と言いたくなる異形なイモが採れる。しかし、それでも収穫があれば嬉しいものだ。

 そんな血のにじむ努力の末にできた食物が大量に捨てられ問題となっている「食品ロス」。確かに24時間いつでもお弁当やおにぎりが売っている利便性は有り難く、そのための企業努力も否定すべきものではない。しかし、そのために大量に食料が廃棄される現状を、見て見ぬふりはでないし、一方では食べ物に困窮している母子家庭や施設が数多く存在するといった矛盾を、何とかしたいと思うのは人の性だろうか。

 

 今年のメーデーでもフードドライブを実施し、地協メーデーあわせ453kgを超える食品が持ち寄られた。多くのご協力、本当に感謝したい。連合愛知として、さらに食品ロスの低減のため、市町村に対し政策提言するとともに、地域やNPOと連携し、地域の食べ物に困っているご家庭に食料を送り届けていく。できればうちで採れた野菜もお届けしたいが、ミニチュアみたいなキュウリを見るに、それは当分先の話しになりそうだ・・。





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