寒中お見舞い申し上げます。

 昨年末に、映画「こんな夜更けにバナナかよ」を観て、大変感動しました。
この映画は、筋ジストロフィーを患い、首と手しか動かないため24時間介助を必要とする鹿野靖明氏が、普通の生活をしたいと望み、ボランティアの力を借りて生涯を自宅で過ごされた実話が描かれています。

 大泉洋さん演じる鹿野氏は、”わがまま”でユーモラスのあるとてもチャーミングな男性です。終始、泣いたり笑ったりを繰り返しながら、忙しい映画でした(^^)。夢と希望をもって正直にまっすぐに生きる鹿野氏の姿を観て、「人は一人では生きていけないんだ、人に頼って何が悪い!?人と人が自然と助け合えるそんな世の中にしたい!」そう強く思いました。

 また、「障がい者」「健常者」のあり方について意識も変わりました。私たち連合愛知は、毎年、県へ政策要望等行っていますが、これからはボランティアとの関わり、障がい者家族との関わり、地域との関わり、医療との関わりなどの観点から、障がい者支援や介護・福祉政策についてより深く考えていかなければならないと改めて教えられた気がします。

 世の中の全ての人に観ていただきたい!そんな映画です。ぜひお薦めします。






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