連合愛知に着任して早、半年が過ぎました。連合愛知に来てから、県内の様々な産業の労働組合の方々と交流し、その仕事の魅力や大変さ、時には話題となっている事の裏話なども聞かせていただくこともあり、生まれ育った愛知県ではありますが、日々地元愛が高まってきております。多くの皆さんの話を聞かせていただくことで私が変わったこと、それは、県内で働く人々のことが常に気にかかるようになりました。通勤電車に乗っている時、スーパーやデパートで買い物をする時、宅配便を受け取る時、居酒屋にいる時・・・・などなど。今までは消費者という立場で見ていたことが、私と同じ労働者の方々という視点になると、この店員さん、テキパキ迅速に対応できてすごいな、こんな素敵な挨拶ができるようになるにはどんな教育を受けたのだろうか、難しそうな機械だけれど私にはできるのだろうか・・・と感心してしまい、応援する気持ちになります。

連合は春季生活闘争において「取引の適正化」の取り組みを推進していますが、今年から、産業・企業のサプライチェーンは、価格だけでなく「働き方」でもつながっており、つながり合う労働者がどうすればお互いの働き方をより良いものにできるのかを考え、行動することを広く呼びかける運動を始めています。 「働き方改革」が日本中に広がりつつありますが、自分だけ、あるいは自社だけの「働き方改革」にするのではなく、自分・自社の働き方が同僚や取引先に、あるいは自分の消費行動がそこで働く人たちの働き方にどのような影響を与えてしまうのかという「働き方のつながり」を、一人ひとりが考え・行動する風土を愛知に根付かせていくことで、愛知で働く魅力を高めていけたらと思います。







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