安心社会の実現を!

 4月17日総務省は、2011年11月1日時点の人口推計を発表しました。総人口は1億2,779万9千人(1年間で25万9千人減)、2050年推計9,708人、2100年推計4,771万人。これは、明治時代後半と同水準と言われています。
6月5日厚生労働省は、2011年の一人の女性が一生に子どもを出産する出生率を1.39人と発表しました。過去最低は2005年の1.26人。その後は上昇傾向にあったが頭打ちとなり少子化に歯止めがかからない状態になっています。また、第1子出産時の母親の平均年齢は30.1歳と初めて30歳を超え、一層晩産化が進んだこととなります。
さらに、6月5日内閣府が公表した「子育て支援策に関する調査結果」では、子育ての不安要因として、①経済的負担の増加71.7%、②仕事と生活・育児の両立47.1%、③不安定な雇用・就業関係43.7%となっています。
この調査結果は、「少子高齢化・人口の減少、非正規労働者の増大、貧困・格差の拡大」など、日本社会が直面する大きな課題のひとつです。
これに加え、震災からの再生・復興やエネルギーの問題など、国民に安心を与えるためには政治が停滞することは許されません。この国難ともいえる危機的状況から脱却し、国民の将来不安を払しょくし、将来安心できる社会を実現するため、私たちは政治家に託すしかありません。
国民不在の政治、将来を見据え政策合意できない政治から脱却し、決められる政治へ!私たちが推薦する議員の一層の奮起に期待したいと思います。




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