新年あけまして、おめでとうございます。
昨年末に突然の解散により実施された第47回衆議院議員選挙では、連合愛知構成組織のみなさんと共に、働くものを犠牲にした経済成長という名の「安倍政権の暴走」を阻止するため、全力で闘いました。
全国に比して愛知は議席数では躍進との結果を出すことができましたが、春の統一地方選挙、次期参議院選挙に向け、お互いに政治活動や選挙運動について振り返ることが必要だと思います。本当にお疲れ様でした。

さて、政府は2015税制改正大綱を昨年12月30日に決定しました。
愛煙家のみなさんではご存知の方もお見えになると思いますが、わかば・エコーなど6銘柄のたばこの値上げが実施されるそうです。
対象となるのは、わかば・エコー・ゴールデンバット・しんせい・うるま・ヴァイオレットの6銘柄。
いわゆる、旧3級品たばこで、これらはたばこ税の軽減措置があったわけですが、今後段階的に軽減措置が廃止されることとなったようです。

Q.そもそも・・・なぜ?たばこ税が軽減されていたのか?

たばこ税は、酒税と同様にぜいたく品への課税=「ぜいたく税」
“わかば”などのたばこは、旧3級品で普通のたばこより品質が落ちる。
つまり、お酒でいえば“ビール・発泡酒・第3のビール”の税率が違うように、品質が低いものは“ぜ いたく”とは言えない。という考え方である。

Q.では、なぜ?税率が高くなるのか?

これは、たばこ税の目的の変化にある。
2010年、当時の鳩山首相が「健康目的のために、喫煙者を減らす!」と発言したことが発端だ。
たばこ税は「ぜいたく税」から、健康を損なう恐れのあるもの=「罪悪税」と解釈されるようになっ たのだ。
なんということだ!
納税していると威張っていたが、実は悪いことをするから罰金を払っていたのか・・・

健康増進のためには、必要かもしれないが、アベノミクスの失策による、消費増税の延期は、3級品でつつましくたばこを吸っていた愛煙家に大きなしわ寄せをくらわしたことになりそう。




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