2月に入り立春も過ぎましたが、春の兆しを感じることができず肩を丸めて歩いておられるのではないでしょうか?

さて今年は、戦後・被爆70年の節目であります。
この間、平和が続いて来たからこそ現在の平和な社会があると改めて感じています。
この節目に今一度平和の尊さなど考えてみることも必要ではないかと思います。

平和な社会には、一人ひとりの人権を尊重し、労わりあえる社会を継続することが最も大切なことと思っていたところ、イスラム国のテロ集団が日本人2人を誘拐し、身代金要求から、死刑囚の開放など人を盾にするという卑劣な犯罪が発生しました。
残念ながら2名の日本人は尊い命を奪われてしまいました。
このような行為が今でも世界では発生しているのです。
お二人のご冥福をお祈りし、国際社会と連携し平和的な解決を期待するとともに、自分も含め「人の命の尊さ」を改めて考えなければならないと実感しました。

先日愛知県知事選挙があり、大村知事は2回目の当選を果たしました。
支援を頂いた皆さんに感謝します。
ただ、残念なことは投票率が34.93%という非常に低い結果となったことです。
これから4月には統一地方選挙が始まります。
選挙が始まると「誰がやっても同じだから」とか「誰を選んだらよいかわからない」とよく耳にしますが、「誰がやっても同じ」ではなく、「この人に地域で暮らす私たちの生活を託そう」という人を自分の責任で選ぶ貴重な機会と捉え、積極的に投票に参加しましょう。

2月に入ると労働組合では春季交渉も始まります。
「賃上げ」「時短」「政策・制度実現」の3本柱と位置づけ、各構成組織でも厳しい労使交渉が進められていきます。
今年度の交渉でも非正規従業員の賃金UPが労使交渉の場でも論議されます。
労働組合の社会的責任を果たし働くすべての人に実感してもらえるよう、それぞれの交渉の場で健闘していきたいと思います。

春と言えば新たなスタートの時期です。
進学や就職、さらには会社生活を全うし、第2の人生を歩まれる方も大勢おられると思います。
今年度も連合愛知が継続して実施している「連合愛知助け合いカンパ」で皆さんから頂いた貴重な善意のカンパ金を、施設を卒業し社会人となる児童に「就職支度支援金」として贈呈させていただきます。
「継続は力なり」みんなで助け合い、みんなで支え合える平和な社会を築いていきましょう。




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