新年明けましておめでとうございます。昨年は組合員の皆様をはじめ多くの方々に連合運動にご協力いただき活動をすることができました。今年も昨年同様ご協力をお願いいたします。さて、昨年はアメリカの金融不安を発端に、世界恐慌は大げさとしても大きな社会問題として、日本経済に大きな影響を与えています。内定取り消し、派遣切りなど勤労者を取り巻く雇用環境は悪化の一途をたどっています。愛知県の有効求人倍率も1,28まで低下し、更に下がり傾向に歯止めがかかりません。これまでの日本経済はバブル崩壊後、輸出に依存しすぎた経済であり、改めて内需主導とのバランスの取れた経済に移行しなければなりません。とは言っても働く場が無いことも事実であり、日本の第一次産業といわれて来た農業、漁業、林業などをはじめ、日本には必要な産業でありながら低下をしてきている産業を今一度見直す時期がきているのかもしれません。環境問題や食料自給率などを重要視する社会だからこそ、雇用をも生み出せる産業に立て直すことも含めた方向の転換が必要です。


今年の干支は牛です。人間とはすごく親しい家畜として共存してきた動物です。先に述べました農業などでは大きな役割を果たしてくれました。厳しい一年になりますが牛の果たしてきた役割をわたしたちは学び、辛抱強く前に進みたいと思います。皆様方のこの一年のご多幸、ご活躍を祈願致します。




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