気分爽快!?

 暦の上では、秋。この夏をふり返ると、蒸し暑く雨も多く夏らしさを感じられない。梅雨明けはしたものの、はっきりしない天候が続いている。この時期に、折りたたみ傘が手放せないのは何だかおかしい・・・・・。

東京では40年ぶりとなる長雨を記録し、各地では日照不足が深刻となっている。第一生命経済研究所によると、日照時間は経済との密接な関係があるとし、夏場の日照時間が1割減ると個人消費が0.4%減ると言う。この夏の日照不足の影響で、エアコンなどの家電や、飲料などの売り上げが落ちているほか、レジャー業界などでも消費が落ち込み、経済損失は8月前半の2週間だけで2,400億円と試算される。このままの状況が続くと、損失額はおよそ4,800億円にまで膨らむという。長雨による日照不足などがもたらす、日本経済への悪影響、また農作物への影響も懸念される。

このような中、8月4日~13日の10日間においてイギリス・ロンドンでは「世界陸上競技選手権」が開かれ、連日熱戦が繰り広げられた。日本選手の各種目での活躍に大きな拍手を送りたい。
日本のお家芸とされたマラソンが、このところの大会では男女ともに悔しい思いをさせられている。しかし、男子50km競歩では、2・3位フィニッシュ、そして5位と日本勢全員入賞の快挙を成し遂げた。2大会連続のメダル獲得で、新たなお家芸とも言える結果となった。また、男子4×100mリレーも忘れられない。アンカー勝負となり、ボルト選手の途中棄権もあったがリオデジャネイロ五輪に続くメダルを獲得した。ひとつのバトンを4人が見事なパスワーク(アンダーハンドパス)により流れるようにつながっていった。
はっきりしない天候(我がドラゴンズの相変わらずの低迷さ (。・・。) )などにより、すっきりとしない気分が続く中、感動と興奮することができたことに感謝。気分爽快!?

連合愛知に派遣され5年が経過しようとしている。この5年の中で、同時期に派遣された仲間など一人また一人と出身組合や職場に戻っていく。淋しさはあるが「働くことを軸とする安心社会」の実現を果たすため、今後とも見事なパスワーク、チームワークにより歩み続けなければならない。




ページの先頭へ戻る